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G検定(JDLA)とは?試験内容・難易度・取得メリットをわかりやすく解説

生成AIリテラシー診断チーム
更新: 2026年1月11日
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AIやディープラーニングに関する知識を体系的に身につけたい——そんな方に注目されているのが「G検定(ジェネラリスト検定)」です。

本記事では、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するG検定について、取得するメリット、試験の内容、難易度、受験時の注意点などを公式情報に基づいて解説します。

G検定とは

G検定は、ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する試験です。

「G」は「Generalist(ジェネラリスト)」の頭文字で、エンジニアではなくても、ビジネスの現場でAI・ディープラーニングを活用するための知識を持つ人材を認定します。

一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA:Japan Deep Learning Association)が2017年から実施しており、AI関連資格の中でも国内最大級の受験者数を誇ります。

JDLAとは

JDLAは、ディープラーニングを中心とする技術の産業活用を促進し、日本の産業競争力向上を目指す団体です。G検定のほか、エンジニア向けの「E資格」も実施しています。

  • G検定:ジェネラリスト(ビジネス活用)向け
  • E資格:エンジニア(実装)向け

本記事では、ビジネスパーソン向けのG検定に焦点を当てて解説します。

試験の基本情報

G検定の基本情報は以下の通りです。

試験概要

| 項目 | 内容 |

|------|------|

| 名称 | G検定(ジェネラリスト検定) |

| 主催 | 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA) |

| 開催形式 | オンライン受験(自宅受験可) |

| 試験時間 | 120分 |

| 問題数 | 約200問程度(多肢選択式) |

| 受験資格 | 制限なし |

| 受験費用 | 一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込) |

※問題数は試験回によって多少変動する場合があります。

試験日程

G検定は年に複数回実施されます。具体的な日程は公式サイトで発表されますが、おおむね年3〜5回程度の開催です。

最新の試験日程は必ず公式サイトで確認してください。

受験方法

自宅などからオンラインで受験します。試験時間中(120分)であれば、問題を自由に行き来できます。

受験時の環境について:

  • インターネットに接続されたPC
  • 安定した通信環境
  • 試験中のカメラ監視などはなし(2026年1月時点)

重要:試験中に書籍やインターネットを参照することは禁止されていません。ただし、制限時間内に約200問を解く必要があるため、調べながら解いていては時間が足りません。しっかりとした事前学習が必須です。

出題範囲(シラバス)

G検定では、ディープラーニングに関する幅広い知識が問われます。公式シラバスに基づく主な出題分野は以下の通りです。

1. 人工知能(AI)とは

  • AIの定義
  • AIの歴史(第1次〜第3次AIブーム)
  • AI研究の分野

2. 機械学習の基礎

  • 教師あり学習、教師なし学習、強化学習
  • 機械学習の代表的な手法
  • データの前処理
  • 過学習と正則化

3. ディープラーニングの基礎

  • ニューラルネットワークの仕組み
  • 活性化関数
  • 誤差逆伝播法
  • 最適化手法

4. ディープラーニングの手法

  • CNN(畳み込みニューラルネットワーク)
  • RNN(リカレントニューラルネットワーク)
  • GAN(敵対的生成ネットワーク)
  • Transformer
  • 生成AI(大規模言語モデルなど)

5. ディープラーニングの社会実装

  • 各産業での活用事例
  • AI開発のプロセス
  • MLOps

6. 法律・倫理・社会

  • 個人情報保護法
  • 著作権法
  • AI倫理
  • 公平性・透明性・説明責任

シラバスは随時更新されるため、受験前に公式サイトで最新版を確認してください。

取得するメリット

1. AI・ディープラーニングの知識を体系的に学べる

G検定の学習を通じて、AIの歴史から最新技術まで、体系的に知識を習得できます。断片的な情報ではなく、全体像を把握することで、ビジネスでのAI活用判断がしやすくなります。

2. ビジネスでのAI活用に役立つ

G検定は「ディープラーニングを事業に活かす」ことを目的としています。技術の深い実装知識よりも、ビジネスでの活用・意思決定に必要な知識が問われるため、非エンジニアにとって実用的です。

3. スキルの客観的な証明ができる

G検定は国内で広く認知されているAI資格の一つです。合格することで、AI・ディープラーニングに関する一定水準の知識を持っていることを客観的に証明できます。

4. 転職・昇進でのアピール材料になる

AI人材の需要が高まる中、G検定の取得は履歴書や職務経歴書に記載できる資格として有効です。特に、AI関連のプロジェクトに参画したい方や、AI企業への転職を検討している方にとってプラスになります。

5. 合格者コミュニティ(CDLE)への参加

G検定合格者は、JDLAが運営する合格者コミュニティ「CDLE(Community of Deep Learning Evangelists)」に参加できます。勉強会やイベントを通じて、同じ志を持つ仲間とつながれる点も大きなメリットです。

難易度について

合格率の目安

G検定の合格率は、公式発表によると60〜70%程度で推移しています(試験回によって変動)。

しかし、この数字だけを見て「簡単」と判断するのは早計です。受験者の多くがしっかり対策をした上で臨んでいるためです。

難易度の特徴

G検定の難しさは以下の点にあります:

1. 出題範囲が広い

AIの歴史から最新の生成AIまで、非常に広い範囲から出題されます。浅く広く学ぶ必要があります。

2. 問題数が多い

120分で約200問を解くため、1問あたり約36秒しかありません。迷っている時間は限られます。

3. 専門用語が多い

機械学習やディープラーニングの専門用語が多数登場します。用語の意味を正しく理解している必要があります。

4. 最新トレンドも出題される

生成AIなど、最新のトピックも出題されます。古い教材だけでは対応できない場合があります。

学習時間の目安

個人差はありますが、以下が目安です:

  • IT・AI業界の経験者:20〜40時間程度
  • 文系・非IT業界の方:50〜100時間程度

公式テキストや問題集を使って、計画的に学習することをおすすめします。

学習方法と教材

公式テキスト

JDLAが監修する公式テキスト「深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト」が発売されています。シラバスに沿った内容で、試験対策の基本となる教材です。

問題集

公式テキストと併せて、問題集での演習も効果的です。本番形式の問題に慣れておくことで、時間配分の感覚をつかめます。

オンライン学習

  • JDLA公式の学習コンテンツ:公式サイトで学習資料が提供されています
  • AI学習プラットフォーム:UdemyやAidemyなどで対策講座が提供されています
  • YouTubeなどの無料動画:基礎知識の学習に活用できます

模擬試験

本番と同じ形式・時間で解く模擬試験を受けておくと、時間配分の練習になります。いくつかの学習サービスで模擬試験が提供されています。

受験時の注意点

1. 時間配分が重要

120分で約200問を解く必要があります。1問に時間をかけすぎると、最後まで解き終わらない可能性があります。

対策

  • わからない問題は飛ばして後で戻る
  • 問題集で時間を計りながら練習する
  • 見直しの時間を考慮する

2. 最新シラバスを確認する

シラバスは更新されることがあります。特に生成AIなど、新しいトピックが追加されることがあるため、受験前に最新のシラバスを確認しましょう。

3. 受験環境を整える

オンライン受験のため、以下を事前に確認しておきましょう:

  • インターネット接続が安定しているか
  • 使用するPCやブラウザが推奨環境を満たしているか
  • 試験中に中断されない環境を確保できるか

4. 参照できることに頼りすぎない

試験中に書籍やWebを参照すること自体は禁止されていませんが、調べながら解いていては時間が足りません。事前にしっかり学習し、知識を定着させておくことが重要です。

5. 不正行為に注意

試験問題の撮影・録音・SNS等への投稿は禁止されています。不正行為が発覚した場合、合格取消しや受験資格の停止などの処分があります。

合格後のステップ

合格者コミュニティ(CDLE)への参加

G検定合格者は、CDLEに参加できます。CDLEでは:

  • 勉強会・イベントへの参加
  • 合格者同士のネットワーキング
  • 最新のAI情報の共有

が行われており、継続的な学習やキャリア形成に役立ちます。

E資格へのステップアップ

より深くディープラーニングを学びたい方は、エンジニア向けの「E資格」へのステップアップも選択肢です。E資格はプログラミングを含む実装スキルが問われるため、G検定とは異なるスキルセットが必要になります。

継続的な学習

G検定合格後も、AI分野は急速に進化し続けます。合格者コミュニティや各種メディアを活用して、継続的に知識をアップデートしていきましょう。

他の資格との比較

生成AIパスポート(GUGA)との違い

| 項目 | G検定 | 生成AIパスポート |

|------|-------|------------------|

| 主催 | JDLA | GUGA |

| 対象分野 | ディープラーニング全般 | 生成AI特化 |

| 試験時間 | 120分 | 60分 |

| 問題数 | 約200問 | 60問 |

| 難易度 | 中〜やや高 | 初心者向け |

| 受験料 | 13,200円 | 11,000円 |

G検定:AIの歴史から最新技術まで幅広く学びたい方向け

生成AIパスポート:生成AIに特化して、まず基礎を押さえたい方向け

目的や学習時間に応じて選択してください。

AI実装検定との違い

AI実装検定はプログラミングを含む実装スキルを問う試験です。G検定はビジネス活用の知識、AI実装検定は技術的な実装力という棲み分けになります。

こんな人におすすめ

G検定は以下のような方におすすめです:

  • ビジネスパーソン:AI活用の判断・推進に関わる方
  • プロジェクトマネージャー:AI開発プロジェクトを管理する方
  • 営業・企画職:AI関連のソリューションを提案する方
  • 経営層・管理職:AI投資の意思決定に関わる方
  • 学生:就職活動でAIスキルをアピールしたい方
  • エンジニア志望の方:E資格取得前の基礎固めとして

まとめ

G検定は、ディープラーニングを事業に活かすための知識を問う資格試験です。

ポイント

  • オンラインで120分・約200問の試験
  • 受験費用:一般13,200円、学生5,500円
  • 合格率は60〜70%程度だが、しっかりとした対策が必要
  • 合格者はCDLEコミュニティに参加可能
  • ビジネスでのAI活用判断に役立つ知識が身につく

AI時代に必要な知識を体系的に学べるG検定は、キャリアアップを目指すビジネスパーソンにとって価値ある資格です。

まずは公式サイトでシラバスを確認し、計画的に学習を始めてみてください。


最終更新日: 2026年1月12日

執筆者: 生成AIリテラシー診断チーム

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