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ChatGPTに会話を覚えさせる方法|メモリ機能・カスタム指示・GPTsの使い分け完全ガイド

更新: 2026年7月11日
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#ChatGPT#メモリ機能#カスタム指示#GPTs#生産性

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「ChatGPT に前の会話を覚えていてほしいのに、また同じ説明をしなきゃ…」「毎回自分の背景を書くのが面倒」——そう感じたことはありませんか?

ChatGPT が会話を忘れる理由は別記事で解説しましたが、本記事では 「じゃあどうすれば覚えさせられるか」 に焦点を当てます。

実は ChatGPT には、会話を継続的に活かすための 3 つの方法 が用意されています。それぞれ得意な場面が違うので、うまく使い分けると 「毎回説明する手間」がほぼゼロ になります。

3 つの「覚えさせる方法」の全体像

まずは全体像から。

方法何を覚えるいつ使う難易度
① メモリ機能(Memory)会話中に伝えた個人情報・好みを自動で覚える日常使いで「毎回説明が面倒」な人★(設定オンだけ)
② カスタム指示(Custom Instructions)あなたの背景・返答スタイルの好みを固定で保持全ての会話で同じ前提を使いたい人★★(一度書けばずっと有効)
③ GPTs / マイ GPT特定の目的専用のカスタム AI を作る特定のタスクを繰り返し行う人★★★(設定に少し慣れが必要)

それぞれ順に、実践的な使い方を見ていきましょう。

方法 ①:メモリ機能(Memory)を使う

一番手軽な方法です。設定を有効にするだけで、ChatGPT が会話中の情報を自動的に記憶するようになります。

メモリ機能とは

  • ChatGPT が会話中のあなたの情報・好みを自動で記録
  • 別のチャットを開いても、記録された情報を参照して応答する
  • 例:「私は 30 代の会社員で、東京在住」と一度伝えれば、以降は自動で覚えている

有効化の方法

  1. ChatGPT の左下のアカウントアイコンをクリック
  2. 「設定」→「パーソナライズ」
  3. メモリ機能をオン

メモリを活用するプロンプト例

明示的に「覚えて」と伝える

プロンプト
以下の情報を覚えておいてください。今後の会話に活かせるようにしたいです。

- 職業:IT エンジニア
- 年齢層:30 代
- よく使う言語:Python、TypeScript
- 苦手なこと:デザインの判断
- 返答の好み:結論から先に、コード例は簡潔に

これらを踏まえて、今後の返答スタイルを調整してください。

ポイント明示的に「覚えて」と伝えると、ChatGPT が確実にメモリに保存します。

保存されたメモリを確認・編集する方法

  • 設定 →「メモリを管理」で保存内容を一覧表示
  • 不要なメモリは個別に削除できる
  • 「全部忘れて」と伝えれば全消去も可能

メモリの落とし穴

  • 勝手に覚えられて困る情報もある(例:一時的な用件、他人の情報)
  • 会話ごとにチェックし、不要なメモリは削除する運用が現実的
  • 業務・機密情報を扱う場合は、メモリ機能はオフにするのが安全

方法 ②:カスタム指示(Custom Instructions)を使う

メモリ機能より確実に・毎回参照されるのがカスタム指示です。

カスタム指示とは

  • 「あなたについて」と「ChatGPT にどう応答してほしいか」の 2 つの欄に、背景と好みを固定で書ける
  • 全ての新規チャットで自動的に読み込まれる
  • メモリ機能が「会話中に気付いた情報」を貯める仕組みなら、カスタム指示は「明示的に固定する情報」を書く仕組み

設定方法

  1. 設定 →「パーソナライズ」→「カスタム指示」
  2. 2 つの欄にそれぞれ入力
  3. 保存

「あなたについて」に書く例

プロンプト
私の背景:
- 職業:中規模 IT 企業のプロダクトマネージャー
- 経験:Web サービス開発 8 年、マネジメント 3 年
- 現在の関心:AI 活用による業務効率化、チームビルディング

私の状況:
- チームサイズ:エンジニア 6 人、デザイナー 2 人
- 主要プロダクト:BtoB SaaS
- 得意領域:要件定義、ステークホルダー調整
- 苦手領域:数値分析、細かい UI 検討

「ChatGPT の応答スタイル」に書く例

プロンプト
応答の好み:
- 結論を先に、理由や補足を後に
- 箇条書きを積極的に使う
- 具体例や数字を交える
- 「〜と思われます」より「〜です」と断定的に
- 追加で確認したい点があれば、応答の最後に質問を 1〜2 つ添える

避けてほしい表現:
- 過剰な前置き(「素晴らしいご質問ですね」等)
- 決まりきったまとめ(「以上を踏まえて〜」等)
- 中立を装った答えの回避

ポイント:これを一度書いておくと、全てのチャットで同じ前提でスタートできます。「毎回背景を伝える」手間がゼロになります。

カスタム指示の効果的な使い分けアイデア

  • 仕事用の指示プライベート用の指示 を状況に応じて書き換えて使う
  • 「あなたについて」は基本の自己紹介、「応答スタイル」は好みで切り替え
  • プロジェクトが変わったら、指示も更新する

方法 ③:GPTs(マイ GPT)を作る

特定の目的専用のカスタム AI を作る方法です。

GPTs とは

  • 特定のタスクに最適化された ChatGPT を自分で作れる機能
  • 名前・アイコン・目的・振る舞いを設定できる
  • 参照ファイル(ナレッジ) を持たせられる
  • 他人と共有もできる

GPTs が向いているシーン

  • 同じタスクを何度も繰り返す(例:会議議事録の要約、企画書のたたき台作成)
  • 特定の参考資料を毎回参照させたい(例:自社のスタイルガイド、業界用語集)
  • チームで共有したい業務プロセスがある

作り方の流れ

  1. ChatGPT の「Explore GPTs」→「Create」
  2. 名前・説明・アイコンを設定
  3. 「Instructions(指示)」欄に振る舞いを詳しく書く
  4. 「Knowledge」欄に参考資料をアップロード(PDF, テキスト, スプレッドシート等)
  5. 必要なら Web 検索・DALL·E・Code Interpreter などのツールを有効化
  6. 保存・公開

GPT の Instructions 例(議事録要約 GPT)

プロンプト
あなたは会議の議事録を要約する専門アシスタントです。

【入力】
ユーザーから会議の生の議事録(テキスト)が渡されます。

【出力】
以下の構造で要約を作成してください:

## 会議の概要
- 日時・参加者・目的(判る範囲で)

## 決定事項
- 箇条書きで、責任者と期限を含めて

## ToDo リスト
- 担当者ごとに、次のアクションを整理

## 主要な議論点
- 決着していない論点を 3 つまで
- 各論点の対立軸を短く

## 次回までに確認すべき事項
- リスト形式で

【トーン】
- 中立的、事実ベース
- 憶測は入れない
- 個人名は「〇〇さん」形式で

【禁止事項】
- 議事録に書かれていない内容の推測
- 感想や評価の追加

ポイント:GPT にも同様のカスタム指示を書けます。参考資料も添付できるので、社内スタイルガイドを持たせるといった応用が可能です。

3 つの方法をどう使い分けるか

用途に応じた使い分けの目安を整理します。

こんな時使うべき方法
「毎回自己紹介するのが面倒」だけ解消したい② カスタム指示
好みを勝手に覚えていってほしい① メモリ機能
特定のタスクを繰り返し、専用の AI が欲しい③ GPTs
チーム全員で同じ AI 応答を使いたい③ GPTs(共有機能)
業務・機密情報が絡むどれもオフ or 慎重運用

併用は可能です。基本設定として ② カスタム指示 を書きつつ、① メモリ機能 で気軽に情報を蓄積し、繰り返しタスク用に ③ GPTs を作る、という組み合わせが実務的です。

プライバシー・注意点

「覚えさせる」機能は便利ですが、以下は押さえておきましょう。

① 個人特定情報の入力は最小限に

本名、住所、口座番号、社員番号——これらを覚えさせる必要は基本的にありません。「30 代・都内在住・IT 業界」程度で十分に機能します。

② 業務・機密情報はメモリ機能をオフに

顧客名、社内資料、開発中プロダクト情報——これらを扱う場合はメモリ機能をオフにしてください。Team / Enterprise プランなど、学習に使われない設定の利用も検討しましょう。

③ 定期的にメモリを見直す

保存されたメモリは、設定画面から一覧・削除ができます。不要になった情報は消しておくのが健全です。

④ 他人の情報を覚えさせない

会話の相手や、身近な人の詳細情報を AI に覚えさせる形で入力するのは避けましょう。自分の情報の範囲に留めるのが基本です。

まとめ:3 つを使い分けて「毎回説明する手間」を消す

ChatGPT に会話を覚えさせる方法は 3 段階あります。

  • メモリ機能:気軽に、自動で。ただし業務・機密情報はオフに
  • カスタム指示:自分の背景・好みを固定で。全チャットに反映
  • GPTs:特定タスク専用の AI を作る。参考資料も持たせられる

この 3 つをうまく組み合わせれば、「ChatGPT に前提を毎回説明する」というストレスがほぼゼロになります。日常業務でも、勉強・執筆・企画でも、生産性が大きく変わる領域です。

なぜ ChatGPT はそもそも会話を忘れるのか?——仕組みの理解を深めたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

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最終更新日: 2026 年 7 月 12 日

執筆者: 生成 AI リテラシー診断チーム

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